高次脳機能障害

交通事故の被害を受けたことによって高次脳機能障害になってしまうことがあります。こちらは後遺障害の1種であり、脳が損傷することによってさまざまな障害が出てしまうことです。複数の疾患が含まれています。症状としては記憶障害や注意障害、遂行機能障害といったものがあります。

障害記憶障害というのは前向性や逆行性の健忘が認められることです。前向健忘とは新しいことを覚えることができなくなってしまい、健忘が開始したあとの記憶が保持されなくなってしまいます。一方、逆行健忘というのは発症以前の記憶が喪失してしまう症状です。これらの症状には軽度のものから重度のものまでが含まれています。

注意障害には全般性注意障害というものがあります。こちらは集中困難になってしまったり、注意散漫になってしまったり、注意の持続や維持が難しくなってしまうといった症状があります。

遂行機能障害というのは目的に適った行動をすることができなくなります。成り行き任せの行動をしてしまったり、刺激に対して衝動的に行動してしまいます。明確なゴールを設定することができなくなります。自分の行動をしっかりと管理して行動を制御することができなくなることもあります。

このように高次脳機能障害というのは日常生活に大きな影響が出てしまうものです。

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